世界的に成功した人たちが集まるスクールが、インドのチェンナイにあるそうです。その名も「心の学校」。今、そんな本を読んでいます。

成功の度合いが大きくなればなるほど心配で安らげない状況=苦悩の心が多くなり、ここに集うようです。あらゆる苦悩は解決できると教える「心の学校」では、その原因についてこんな風に述べています。

ちなみにその書籍とは

=>世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業

苦悩の原因は、心が過去や未来に行っているから。過去の失敗や生い立ちを悔んだりトラウマに縛られ過ぎると、それは心が過去にある状態といえるでしょう。また、将来の不安や起きてもないことへの心配などが過度になると、心が未来にあるといえます。心が今ここにないのが苦悩の原因ということのようです。

しかしこの原因、特に成功している人には必ず存在しているというか、逆に必要不可欠だと思います。過去の失敗から学び、未来を予想してあらかじめ対策を施してきたからこそ、世界的な成功を収められるわけですから。

そういう疑問をもちながら本を読み進めていくと、やっと意味が分かりました。心が今ここにあるべき時にすら、心がここにないのが問題なのだと。

どういうことかというと、

親身に話を聞いてくれてるんだけど、なんとなく心の距離を感じる

というのが一番しっくりくる例かもしれません。

沢山の仲間に囲まれてリア充だけど、何となく孤独も感じるということは誰にでもあると思います。でもこれが自分に原因があるとはあまり気づきません。そんなことを考えていると、自分をはじめ多くの人が社交ダンスにはまる理由もわかってきます。逆に、社交ダンスにはまらない人の特徴もよくわかります。

当教室でレッスンに参加される方は、みんな楽しそうに今を充実させています。でも、入会当初は表情が硬かったりコミュニケーションが上手でなかったりする方も実は多い。最初は緊張してますから当然ですけど。これは、社交ダンスに心を今にフォーカスさせる理由があるからですが、これは次回に。