社交ダンスを始めたいけれど、どんな服装をすればいいのか迷っている方へ

今回は男女別にダンスレッスン時の服装のアドバイスをご紹介します。

踊る際に必要な動きや快適さを重視しつつも、少しだけおしゃれに挑戦してみるのもおすすめです。初心者の方でも安心して参加できるように、服装のポイントをお伝えします。

入門クラス男女の服装

男性の服装:動きやすさと清潔感がカギ

男性の社交ダンスレッスン時の服装には、動きやすさと清潔感が最も重要です。最初は特別な衣装を揃える必要はなく、カジュアルなスポーツウェアや普段の服装でも問題ありません。ただし、次のポイントを押さえておくとより快適にレッスンを楽しめます。

  1. シャツやポロシャツ

    トップスは、動きやすいシャツやポロシャツが適しています。汗をかいても通気性がよく、肌触りの良い素材を選びましょう。コットンやポリエステル素材の軽いものが理想的です。派手なデザインよりも、清潔感のあるシンプルな色合いがおすすめです。

  2. スラックスやストレッチパンツ

    ボトムスは、体を大きく動かしても快適に感じるスラックスやストレッチ性のあるパンツがいいでしょう。ジーンズやタイトなパンツは動きを制限する可能性があるのでおいおい避けたほうが良いです。最初は手持ちのカジュアルなパンツで十分ですが、慣れてきたらダンス用のパンツに切り替えるのもよいでしょう。

  3. 靴はスニーカーゆくゆくはダンスシューズがベスト

    レッスンに慣れるまでは、軽くて滑りにくい靴底のスニーカーでも問題ありませんが、社交ダンスに適したダンスシューズが最も推奨されます。特に社交ダンスシューズは、適度な滑りやすさとグリップ力を持っており、回転やステップがスムーズに行えます。靴底が革やスエードのシューズを選ぶと良いでしょう。

女性の服装:エレガンスと動きやすさを両立

女性の社交ダンスレッスンでは、エレガントさと同時に自由に動ける服装を心がけることが大切です。特別にドレスアップする必要はありませんが、身体を大きく動かすダンスだからこそ、快適であることも忘れないようにしましょう。

  1. 動きやすいトップス

    女性もトップスは、動きやすいものを選びましょう。タイトすぎないTシャツやブラウス、あるいは動きにフィットするストレッチ素材のスポーツウェアなどが適しています。また、社交ダンスでは他の方と腕が触れる場面もあるため、肌が直接触れることを避けるためにも、ノースリーブの服はできるだけ遠慮するのが好ましいです。

  2. スカート・パンツ

    スカートを選ぶ際は、動きやすさを重視しましょう。あまり長すぎるスカートはステップの妨げになることがあるため注意しましょう。また、タイトスカートは脚が開きにくく、自由に動けないためダンスには不向きです。パンツを選ぶなら、ストレッチ性のあるレギンスやジャズパンツが動きやすくおすすめです。活動的に動けるスタイルを選ぶことが大切です。

  3. ヒールのある靴は初心者には必要ない

    女性の社交ダンスシューズには、ヒールがあるものが多いですが、初心者は最初からヒールの高い靴を履く必要はありません。まずは、安定感のある靴を履いて練習し、ダンスに慣れてきたらヒールのあるシューズに挑戦するのが良いでしょう。ヒールの高さは3~5cm程度の中くらいのものが、最初は安心です。

服装で気をつけるポイント

  1. 体温調整がしやすい服装を心がける

    社交ダンスは意外と体を動かし、汗をかくことが多いので、体温調整がしやすいようにレイヤードできる服装が便利です。特にレッスンの初めや終わりは、気温差が感じられることがあるため、軽めのジャケットやカーディガンを用意しておくと良いでしょう。

  2. アクセサリーは控えめに

    アクセサリー類は、他の参加者や自分自身にぶつかってケガをする恐れがあるため、動きに支障をきたさないもの、またはレッスン時には外すのが賢明です。ピアスやネックレスはシンプルなものに留めておくか、外しておくのが安心です。

  3. 初めてでも気楽に参加できる装い

    最初のレッスンでは、特に気負う必要はありません。必要以上に「特別な服を用意しなければならない」と感じることなく、自分が快適に感じられる服装で参加することが重要です。周りの参加者も初心者が多いクラスであれば、皆さん似たような装いでリラックスしてレッスンを楽しんでいます。自分のスタイルや動きやすさを重視して選びましょう。

自分らしいスタイルで楽しく踊ろう

社交ダンスの服装に特別な決まりはありませんが、動きやすく、快適に踊れる服装が大切です。男性はシャツとスラックス、女性はトップスとスカートやパンツを選んで、まずはシンプルな装いから始めてみましょう。ダンスシューズも後々揃えていけば大丈夫です。自分らしいスタイルで、楽しくレッスンを始めることが、社交ダンスを長く続けるための第一歩です。

ぜひ、気軽にダンスの世界に飛び込んで、新しい趣味を楽しんでみてください!